Ligne

Ligne focuses on my enthusiasm towards lines. From Ito, Gesture of Dismissal, and Inadequacy, I use bundled white canes to emphasis textures on and in glass sculptures. I asked questions why I like the expressions so much to myself, and I couldn’t answer that. Instead, I started drawing lines as paintings, and re-create moments I was intrigued by lines on my glass sculptures.

直近のわたしの制作は人々が普段の生活の中で感じる微かな心の揺らぎや機微をガラスで写し取ることを目標にしている。熱くやわらかいガラスの表面を金属の道具で刺したり押し込むことでガラスの内面にさまざまなテクスチャーを生み出し、そのテクスチャーを強調する手段の一つとしてガラスの細い白い線、ケーンをわたしは作品に取り入れている。ケーンは伝統的には一本の線の状態のものを何本かたばねてねじりを加えてレースの様な装飾技法として使うものだが、わたしは一本をまっすぐ、束ねて細い糸の束のような表現を目指している。束ねた糸の動きにとても惹かれる為。わたしのつくり出したぼこぼこをなぞる様に、そしてランダムに揺蕩う線。それはわたしの一種のフェチのようなものなので、そんな自身のフェチズムにフォーカスしガラスから生まれた線をアクリル画として平面画におこした。

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Murmur and Sigh

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Pulsation